ワンちゃん秋の健康診断が始まります!(11/30まで)
わんちゃんは人間に換算すると1年で4~5歳も年をとります。
春の検査で異常がなかった場合でも、半年後には体調に変化があるケースは多いです。健康の秘訣は病気の予防と早期発見です!
年代ステージ別にご用意してあります。
秋の健康診断は春の健診と比べて、
レントゲン検査、乳がんチェック、眼のチェックが組み込まれています。
『心臓病』はワンちゃんの『3大死因』の1つです!
心臓病はガンや腎臓病と共に『三大死因』と呼ばれ、発症率が高く、
10歳以上のワンちゃんの約1/3が心臓病になると言われています。特にキャバリア、チワワ、マルチーズ、ポメラニアンなどは要注意です。犬に多い心臓の病気はこちらをクリック
心臓病は初期の症状がほとんど表れず、気づいた時には、かなり進行してしまっていることも多く、完治が難しいため、心臓の病気とは一生の付き合いと言われています。早期に発見して、進行を遅らせ、生活しやすくしてあげるために、定期的な健康診断、診察で獣医師の聴診を受診することが大切です!!
正常な心臓
心不全
レントゲンで診る心臓はかなり大きくなっています。
こんな症状は要注意!!
以前より呼吸が早い 食欲がない
咳をすることがある 以前より熱が高い
最近、運動や散歩を嫌がる 突然、ふらつく、倒れる
乳がん
女の子で老齢になってきて胸にしこりができた場合、乳腺腫瘍の可能性が高いです。
ワンちゃんの場合は、50%が乳がんで50%は良性の乳腺腫瘍です。
乳がんと良性の乳腺腫瘍の決定的な違いは、転移の有無です。
3cm以上の大きさの乳がんは、肺に転移している可能性がとても高いです。
発情が来る前に避妊手術をした場合、乳腺腫瘍の発症率は0.1%未満と格段と低く、
2回目の発情が来る前に手術をした場合でも1%未満となります。
眼の病気(白内障)
高齢になってきたときに目の病気で最も良くみられるものとして
白内障があげられるでしょう。これは水晶体が少しずつ白濁していくもので、
全体が真っ白になると見えなくなってしまう病気です。
治療としては外科的なものしかありません。
また、予防的なものはなく、水晶体に少し濁りが出てきたときは
点眼により進行を遅らせることができます。
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