ワンちゃんの歯石は軽視してはいけない深刻な問題です。歯石が放置されると、驚くべき場所にまで進んで、感染リスクを抱えていることがあります。
まず第一に、歯石は口腔内の悪夢の巣窟です。これらの歯石がたまると 、細菌が繁殖し、口臭や歯茎の炎症などの不快な問題が発生します。さらに進行すると、歯の感染が鼻や頬にまで進み貫通することがあります。また顎にまで達し顎の骨が溶けることも!
以下のワンちゃんは歯石と細菌の感染で歯が溶けてきています。歯肉を通して頬に穴が空くこともあります。また鼻の方に行き鼻血が出たりします。もちろん口臭もひどく、ワンちゃんの苦痛もかなりあると思われます。
このような場合溶けかけた歯は抜き、貫通した箇所を洗いきれいにし、外科的処置をすることもあります。
ここまで進行せずに歯石を取り除けば、感染リスクを軽減し、ワンちゃんの幸福と健康を守ることができます。
お口の環境は個体差があり、歯石がつきやすい子、つきにくい子様々です。おうちの子はどんなタイプでしょうか?
普段からお口のチェックをしておきましょう。
歯磨きや歯科検診は、口腔の健康を維持するための鍵です。
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