歯石がつきやすい犬種ってあるの?

一般に
トイプードル
M.ダックス
パピヨン
ヨークシャーテリア
シーズー
パグ
などの小型犬が歯、口腔内の病気になりやすいと言われています。

小型犬種と短頭種の歯周病リスク

小型犬種は、顎の大きさに対して歯が大きく、歯間が狭くなっているため、食べかすや歯に付着する汚れが溜まりやすい傾向があります。同様に、短頭種も歯周病になりやすい犬種です。彼らの特徴的な顎の構造により、殺菌効果を持つ唾液が歯間に行き渡りづらく、歯周病のリスクが高まります。

歯周病の進行と治療

歯周病は初期段階では目に見えにくく、気付かないうちに進行してしまうことがあります。しかし、放置すれば、症状は悪化し、ワンちゃんの口内の健康に深刻な影響を及ぼす可能性があります。歯周病の治療は、歯石の除去が主要なステップです。これにより、細菌の繁殖を抑え、炎症を和らげることができます。

しかし、歯周病が進行し、歯茎や歯に深刻な損傷が生じた場合、抜歯などの外科治療が必要になることもあります。この段階に達すると、麻酔下での手術が必要となり、ワンちゃんにとっても負担が大きくなります。高齢になると、その子の状態、血液検査の結果などから麻酔のリスクが高く治療が難しい場合もあります。

やはり予防が大切

歯周病を防ぐためには、定期的な歯磨きや歯科検診が不可欠です。特に小型犬や短頭種の飼い主は、口腔ケアに特別な注意を払いましょう。ハミガキが難しい場合、歯石がたまらないよう粉や錠剤のサプリや飲み水に垂らすサプリを利用することをおすすめします。そして定期的な歯のチェックを行うことが、愛犬の健康を守るためにに重要です。

歯周病は進行するとワンちゃんの全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、早期の予防と治療が大切です。

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