MENU

〒333-0866
埼玉県川口市芝6990-14

Google Mapを見る

駐車場3台ございます。
当院は予約制ではございません。
不安なことなどございましたらお気軽に電話でご連絡ください。

tel.048-268-7679

土  日・祝
AM 9:00-11:50 ×
PM 16:00-18:50 ×
  • 休診日:木曜日
  • 土、日、祝日も診療しています

皮膚・アレルギー科

あなたの愛犬や愛猫がこれらの症状を示している可能性はありませんか?
もし、あなたの愛犬や愛猫がこれらの症状のいずれかを示している場合、治療が必要な皮膚病にかかっている可能性があります。

犬の皮膚がカサカサしている

こんな症状が気になったことはありませんか?

  • 定期的に足をなめる
  • 耳をいつもこすっている、または掻いている
  • 抜け毛が多い
  • かさぶたやフケが多くなってきた
  • 皮膚の表面に変色や斑点がある
  • 皮膚がカサカサしている
  • 脂性肌

日頃からペットと一緒に過ごしていると、皮膚に影響を与える病気は見つけることができます。
病気の犬や猫は、自分では不調を伝えられないので、どんな些細なことでもご相談ください。

院長イラスト

皮膚とその層に影響を及ぼす疾患に関して

かぶれやアトピー性皮膚炎は、犬や猫だけでなく、人間もかかる可能性のある皮膚疾患です。
生活習慣が主な原因と考えられていますが、それぞれの病気の症状や原因はそれぞれ異なります。
体を掻いたり、舐めたり、こすったりしている様子が見られたら、早めに動物病院に行くことをををおすすめします。
ここでは、犬と猫の両方に発症する代表的な皮膚の病気について説明します。

犬に多い皮膚の病気

外耳炎

外耳道の炎症は、外耳道炎と呼ばれます。
耳の後ろを頻繁に掻いたり、頭を振ったりする様子が見られます。

犬の外耳炎治療風景

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎かゆみが最初の症状で、その後、炎症、脱毛、皮膚の黒ずみなどが起こります。
この症状は、ダニや花粉に対する免疫反応が過剰になることで起こります。

犬のアトピー性皮膚炎

膿皮症

膿皮症はフケや脱毛が特徴です。
皮膚のバリア機能が十分に発達していない若い子犬に出やすい症状です。

犬の膿皮膚症

マラセチア皮膚炎

マラセチア皮膚炎と呼ばれる症状で、皮膚がベタベタして赤くなるのが特徴です。
また、病気が進行すると独特の臭いがします。
目や口、耳などの皮膚の柔らかい部分に赤みやフケ、かさぶたが現れるのが特徴です。

マラセチア皮膚炎

猫に多い皮膚の病気

疥癬

激しい痒みに加え、炎症が起こります。ダニが原因となり、皮膚に感染する病気です。

ネコの疥癬

皮膚糸状菌症

赤み、フケ、かさぶたがあるのが特徴です。子猫や長毛種に発症しやすいといわれています。

抜け毛、びらん、耳にボツボツ

アレルギーの可能性があります。

皮膚病の診断と検査

皮膚系の疾患に対して行われる主な検査は以下の通りです。
受診直前のシャンプーは、原因や症状の判断が難しいため、お控えください。

初診時

まず、しっかりとした問診と一般的な身体検査を行います。
動物の症状、種類、年齢、既往歴などをお聞かせください。
特に、最近の変化(フードの変更、シャンプー、新たに犬や猫を出迎えた)
などをお聞かせください。
大まかな状態を把握した上で、必要な検査を判断させていただきます。

ピア動物病院受付風景

カビの培養・スタンプ検査

カビ(真菌)が存在する場合、培養することによってカビが生えてきます。
スタンプ検査は、皮膚病の部位にスライドガラスを当てて、皮膚表面の細胞や微生物を採取します。
細菌感染やマラセチア感染などが調べられます。

カビの培養スタンプ検査

被毛の検査・皮膚の削り取り

ワンちゃん、ネコちゃんの毛を数本抜いて、顕微鏡で調べます。
特にシラミ、コナジラミ、ダニなどの外部寄生虫感染が疑われる場合に行われる方法です。
炎症を起こしている部分を削り取り、皮膚にダニなどの寄生虫がいないかどうかを調べます。

ネコの被毛の検査、皮膚の削り取り

血液検査

内臓機能の低下やホルモンの異常、薬の影響による皮膚トラブルがないか、
血液検査で調べます。

血液検査機器

アレルギー検査

アトピー性皮膚炎やカビ、花粉、食物アレルギーが疑われる場合、アレルギー検査を行います。
何に対して過剰に反応しているのかを確認します。

犬のアトピー性皮膚炎

除去食試験

食物アレルギーが疑われる場合、原因となる食品を特定します。
一定期間、アレルギーのない食事(除去食)を摂取していただきます。
その後、疑われる食品を食べさせて、症状が出るかどうかを確認します。

ペットの食物アレルギー

皮膚疾患の治療

皮膚病の治療には、主に薬物療法、シャンプー療法、食事療法があります。
皮膚の状態、健康状態、飼い主の予算や考え方などを考慮して決定します。
病気の発見が早ければ早いほど、治療効果も高くなりますので、気になることがあれば早めにご相談ください。

薬物療法

内服薬や外用薬を投与します。
抗生物質、抗菌剤、免疫抑制剤など、炎症を抑える薬を使用します。
最もよく使われるのはステロイド剤で、即効性があり安価であるという利点があります。
一方で、これらの薬剤を大量に長期間使用すると、副作用が出やすいので注意が必要です。
薬の使用については、必ず獣医師に指示を仰いでください。

皮膚疾患の外用薬治療

シャンプー

アトピー性皮膚炎には、皮膚を清潔にし、保湿するスキンケアがおすすめです。
犬や猫用の一般的なシャンプーは、ツヤを出すために刺激の強い成分が含まれている場合があり、症状があるうちは適しません。
赤みやぶつぶつがあるときは抗菌成分配合のシャンプー、フケや乾燥があるときは保湿成分配合のシャンプーがおすすめです。

犬猫用シャンプー

愛犬の症状や肌質に合ったシャンプーを選ぶのは難しく、合わないものを使用すると症状が悪化することもあります。
獣医師と相談し、愛犬・愛猫に合ったシャンプーを選びましょう。

食事

健康な皮膚は、良い食事によって作られます。
薬を飲むのが苦手な子、自宅でのシャンプーが難しい子など、状況に応じてフード選びや与え方をアドバイスします。
フード、手作りレシピ、おやつ、サプリメントなど、現在の食生活を見直します。

ペットフード