当院は「キャット・フレンドリー・クリニック」ゴールド認定クリニックです
キャット・フレンドリー・クリニックとは、猫の飼主様が動物病院を選ぶ際の
指標となるよう、国際認定機関である国際猫医学会(ISFM)によって確立された「猫にやさしい病院」の国際基準の規格です。
「キャット・フレンドリー・クリニック」の認定基準にはゴールド・シルバー・ブロンズの3つのレベルが設定されており、当院はゴールド認定を取得しています。
ゴールド認定について
「院内感染予防の徹底」、「猫に配慮された施設」、「安全な医療機器がそろっている」等の100以上の評価項目に基づいた審査にて認定される制度です。
猫に優しい当院の特徴
怖がる猫ちゃん、動物病院が嫌いな猫ちゃんでも、安心して診察、治療が受けられるように、当院では様々な取り組みを行っております。ぜひ、お気軽にご相談下さい。
思いやりスペースの待合室がございます。
猫ちゃんのストレスを緩和するスプレーを拡散しております。
生後すぐの子猫から診察可能です。
緊張している猫ちゃんにはタオルの貸し出しを用意しております。
猫ちゃんに優しい診察を心がけております。
猫ちゃんの病院への連れて行き方のポイント
Point1.キャリーケース選び
猫ちゃんにストレスを与えないキャリーケースで来院しているかどうかで、猫ちゃんの大きなストレスの負担と診察の質が変わってきます。
動物病院に連れて行くときに興奮したり緊張したり、ときに攻撃的になってしまったりある場合は実は、不適切なキャリーケースを利用しているために、病院に到着する時点で落ち着いていられなくなっています。
当院では猫ちゃんにとってストレスが少ないキャリーケースを知ってもらい、適切なキャリーケースをご用意いただくことで、より良い診察をしたいと思っています。
Point2.おすすめのキャリーケース
おすすめポイント1上と側面に扉があるもの
狭い開口部、扉を開くと型が崩れたり、きちんと閉じずに脱走してしまうようなものはNGです。
おすすめポイント2上下がセパレートできるもの
ワンタッチで手早く音を立てずにできるものが理想です。
おすすめポイント3覆いが利用できるもの
キャリーケースの大きさにあった覆いとなるバックやカバーを利用できるものがいいです。
おすすめポイント4プラスチック製であること
布やナイロンは糞尿した際に不衛生となってしまいます。
おすすめポイント5体にフィットするサイズであること
移動と診察待ちの時間だけならば狭く小さいサイズのほうがいいです。
上記条件をすべて満たしているこのようなキャリーケースをおすすめします。
Point3.キャリーケースに慣れさせよう
慣れてきたら、ボウルを入口付近に置きケースの中で食べる準備をしていきましょう。その際、おかしなどで誘導しても構いません。
以下のようなおもちゃやおやつを置いて、くつろげるようにしましょう。
- ネズミのおもちゃ
- キャットニップ入りのおもちゃ
- 羽のおもちゃ
- 猫草
※猫のフェロモンをケースに吹き付けるのも良い効果があります。
数日後に、猫がケースの入口付近で食事をするようになったら、徐々にケースの中にボウルを少しずつ移動させていき、完全にケースの中で食事が出来るようにしましょう。
数週間、数か月ケースの中で、くつろいだりしているか観察しましょう。
※このステップは、猫の様子を観察するだけなので、我慢が必要なステップです。
Point4.扉を閉めてみましょう
扉を閉めてもし、怖がる様子が見られたときは、すぐに扉を開けましょう。
ケースの中でくつろいでいたり、遊んだりしている様子が見られたら、一度、扉を閉めたままにして、放置しておき、あなたが外出してしまうのも一つの手段です。
家から戻ってきたら、必ず食事をあげたり遊んであげてください。
ケースの中が怖いものではなく、楽しいという事だと認識できるようにしてあげると、動物病院に連れていく必要がある時に簡単に連れて行けるようになります。
Point5.病院に連れて行く場合
暴れてしまう子は洗濯ネットにいれてから、キャリーケースにいれて移動することをおすすめします。
注射などの処置であれば、ネットに入ったまま行うことができます。
洗濯ネットのみでの来院はおすすめしません。
診察をお待ちになる間に、他のワンちゃんやネコちゃんに驚いてパニックを起こしたり、喧嘩や事故の原因になることがあります。
また、ネットが破れて脱走してしまうこともあります。
洗濯ネットを用意される際は、なるべく目が粗めで、体より少し大きめのものを選びましょう。
Point6.車に乗せて病院に連れて行く場合
まずは、ケースに猫に入れない状態で、ケースを車内の床に置くかシートベルトに固定してみましょう。
実際に、運転をしてみてケースが乱暴に動かないかなど確認してみましょう。
その後、実際に猫を中に入れて運転してみましょう。
その際、タオルをかけて目隠しをする事で猫が興奮するのを予防できます。
Point7.待合室では…
落ちついて待てるように、ゲージに入れたままにお待ちください。
ゲージに被せるためのブランケットも貸し出ししております。
多くの猫はケースを使って移動するのは、動物病院に行くだけのものだと認識します。
最終的には嫌な思いをするものだと感じ、美味しいおやつがもらえるような楽しい事だと認識してもらうようにしましょう。
猫ちゃんを病院に連れて行くことに関して、お困りの方はお気軽にご相談下さい。